私が活動させて頂いた場所は8/14の局地豪雨で堤防が決壊した所の直近のお宅です。
昨年の那智勝浦での被害状況とはまた異なった状態でした。
この地域の殆どは床下浸水ですが私の入った7軒のお宅は一階のほぼ半分が水に浸かった後が残り、土砂が部屋に1メートル以上溜まっていました。
家財道具も倒れ、一部は流出していました。
8/18の15時過ぎに宇治市では突然の雷雨! 堤防が以前と同じ箇所で再決壊しました。
約5軒のお家がまたまた裏から表にかけて濁流が貫通!
大きな雨粒が数分続いたのちに全員避難指示により避難しました。
短時間での決壊からの濁流の為に少し高い場所へ・又は2階へ全員避難しました。
避難の指示をしている最中に裏から流れてくる水の勢いには驚きでした。
その再決壊に対して疑問が残りました。
8/14の決壊の後決壊した箇所にトン袋を積む作業はされていましたが、何故鉄板等での補強をしなかったのか・・・?
天候の急変予報は出ていたので、再決壊の可能性は充分に考えられた筈です。
結果として8/18の夜から徹夜で鉄板を打ち込んでましたが・・・・
被災された住民の方達は、氾濫した川は天井川となっており以前から危険性を行政に訴えていたのに何の施策も取られていなかったのが原因だと!!人災だ!!
公共工事の削減・市の予算削減などでこのような危険な場所への対応が遅れているのは、ここ宇治市に限った事ではないと思います。
しかし、人への危険性を回避する事を先送りにする行政のやり方には大きな問題が有ります。
削減するポイントがずれてませんか?
今一度考え直して欲しいです。
みなさんも再決壊の時の写真を見て考えてください。


